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エコタイヤを詳しく知って、もっと得をしよう

ガソリンを燃料にした車が走るとき、どうしても排気ガスが排出されます。

世界的なガソリン車の増加が、地球温暖化の原因のひとつと言われている二酸化炭素が増加した原因とも言われていて、ガソリン車の排気ガスを減らそう、という動きが世界規模で行われています。

その発想から生まれたのが、ガソリンと電気の両方のエネルギーで走行するハイブリッド車です。

いわゆるエコカーですがエコカーの定義は、二酸化炭素や窒素酸化物といった排気ガスの排出量が少なく、燃費の良い車のことを言います。

ハイブリッド車もこれに該当します。
排気ガスを出さない電気自動車ももちろんエコカーに該当します。

ただ、自動車を動かすエネルギー以外にもエコに貢献できるバーツがあることをご存じでしょうか。
それは、タイヤです。

テレビのコマーシャルなどで『エコタイヤ』と銘打って、盛んに宣伝しているのを目にしたことが一度くらいはあるでしょう。

エコタイヤとは、燃費の向上に貢献するタイヤのことです。
具体的には転がり抵抗が低く、かつグリップ力が高いタイヤを言います。

普通に考えると転がり抵抗が低いということは、タイヤのグリップ力が低いということにつながりそうなイメージがありますが、そこはタイヤメーカーが様々な技術を駆使し、トレードオフの関係にある低い転がり抵抗と高いグリップ性能を同時に実現させているのですね。

しかし、ただ何となく低い転がり抵抗を備えていて、なんとなく高いグリップ力を備えているタイヤをエコタイヤとは呼びません。

エコタイヤと認定されるためには、一般社団法人日本自動車タイヤ協会によって出されている等級制度において、転がり抵抗に関する性能とグリップ性能それぞれの基準を満たしていることが必要になります。

愛車のタイヤがどのようなエコ性能を備えているかは、転がり抵抗性能の等級レベルがAAA、AA、Aのどれに該当するか、グリップ性能の等級レベルがa、b、c、dのどれに該当するかによって決まります。

転がり抵抗性能と、グリップ性能の両方の基準を満たしていないとエコタイヤとは認定されません。

タイヤを購入する時に、商品説明をよく見ると、基準を満たしているタイヤについては必ず表示されています。

エコタイヤとそうではないタイヤを比較した場合、燃費性能の向上にどのくらい貢献するのでしょうか。

それは、上述の一般社団法人日本自動車タイヤ協会が出している資料によると、一定速度で走行している場合は、最大25%、一般市街地では最大10%となっています。

仮にタイヤの転がり抵抗を25%向上させたとして、それが燃費性能の向上に10%貢献しているした場合の燃費は25%×10%で2.5%向上することになります。

年間走行距離にすると、かなりの燃費を節約していることになりますね。

エコタイヤを履くことは、単に愛車に乗っている間のガソリン代の節約になるだけではありません。

環境への配慮も同時にできますね。

それはつまり、愛車を中古車として売却する時に査定額アップにも貢献してくれます。

車を購入する時、エンジンがハイブリッドかどうかを気にする人は多くいますが、タイヤがエコタイヤかどうかまで配慮する人はそこまで多くないのが現状でしょう。

ただ、新車を購入する場合、ハイブリッド車や低燃費を掲げる自動車については、タイヤもエコタイヤを履いているのが一般的な装備になっているので、気になる場合は整備士のいるガソリンスタンドでどのようなタイヤを履いているのかをチェックしてもらうといいでしょう。

もし、車の年式が古かったなどの理由でエコタイヤを履いていなかった場合は、これを機会にエコタイヤに履き替えることを検討してもいいのではないでしょうか。

エコタイヤを購入したコストが中古車として売却する時の査定額ですべて回収されるわけではありませんが、燃費性能が向上することでガソリン代が減り、総合的には得することになるでしょう。

参考程度にコストを紹介すると、あるメーカーが出している、転がり抵抗性能の等級レベルがAAA、グリップ性能のレベルがaのタイヤの1本の価格は、約17,000円ほどとなっています。

全部のタイヤを履き替えるとすると、68,000円ほどかかるということですね。

これより低いグレードのエコタイヤならもっとリーズナブルに購入することができます。
タイヤを履き替えるタイミングが合えば次のタイヤはエコタイヤにしてみてはいかがでしょうか。